お店は、ガラス張りのオープンスペース,作業工程が一目で分かり、見学可能!
マシンは、オーストリア・ウィンターシュタイガー社製、サンデイング、ストーンが一台で可能。
汚れ、毛羽立ち、細かい傷を削り、この工程で、できるだけフラットを出します。ここでの作業のポイントは、滑走面をできる限り削りすぎないこと。
板の寿命が短くなったり、フレックス、トーションにも影響します。
まずサンデイングで残ったキズを,彫刻刃で掘り返します。こうすることによってリペアー材が滑走面にしっかりくっつき取れにくくなります。
リペアー材は、黒い滑走面には、黒を使い、白、柄物の滑走面には、透明のリペアー材を使います。
リペアー材がついたら専用のカンナで削り取ります。
ここでは、滑走面をより美しく仕上げます。
毛羽立ち、リペアーの削りかすをきれいに削り、同時にフラットを出し、この工程で滑走面にストラクチャーを入れます。
このストラクチャーとは、滑走面に均一な溝を入れる事です。
ストラクチャーを入れる事により,水はけを良くして板の滑りをより良くします。
ビベリングとは、ベースエッジの角度を調整 研磨する作業です。
ベースを0.5°にすることにより、ずれにくいカービングターンがし易い板になり、
ベースを1.0°~1.5°にすることにより、ドリフトターンがし易い板になります。
サイドエッジの角度を鋭角にする事によって雪へのくいつきが、鋭くなり、板がより走るようになります。
トップからテールへと均一にファイルを引き、滑らかに仕上げます。
ダイヤモンドファイルで研磨する事で、エッジ残ったバリを取りエッジをより鋭く仕上げ、スムーズかつ、鋭いエッジングが可能になります。
フルチューン、エッジ研磨の金額内のワックスは、マシンホットワックスです。
ロールをヒーターで温め、ワックスを染み込ませたロールに滑走面を押し当てて浸透させます。
余分なワックスをかき出し,滑走性を上げます。
板全体を確認して 作業終了。
新しいスキー、ストーン、サンデイングをした後のスキーは、滑走面にワックスが全く入っていない状態です。
1シーズンを通して滑るスキーで楽しむためには、滑走面をよりよい状態に仕上げておく必要があります。
WAX-プラスとは、最近業界で流行っている、ワックスをより滑走面に浸透させるシステムですが、今までのマシンでは、温度の低いベースワックスしか、利用できませんでした。
しかしWAX-プラスは、ベースワックスはもちろん滑走ワックスを浸透させる事ができるマシンです。
浸透温度の高いワックスを入れるからと言って、大切な板が,反ったり、剥離したりと言う心配は、全くありません。
滑走性、耐久性は、今までのアイロンWAXに比べて、飛躍的に向上します。一度お試し下さい。
エッジ研磨、滑走面、リペアー、ワックスなど板の性能を最大限に引き出すチューンナップです。
エッジの角度、ストラクチャーの指定もできます。
職人魂が完璧な仕事であなたの板をよみがえらせます。
完璧な滑りを実現させるためには、腕を磨く事と道具のメンテナンスは、絶対条件です。
確実な操作をしたいのなら、エッジのメンテナンスは重要です。エッジが丸い状態では、ポジションを崩したり、上達を妨げます。
500マイルでは、様々なワックスを準備しております。
素人では、実現できない,綺麗で完璧な仕上りは、確実に滑走性能をUPさせます。